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2013/06/18
2013/06/15
パイプに合わせた服装を楽しむ。その1
本に書かれ、スモーカーの常識となっている。
ローテーションにより、より旨い喫煙が出来るからだ。
だからヘビースモーカーの私は本数が必要となる。
パイプの種類は数千とあるが、私好みのモノは数種しかない。
常に好みのパイプを口にして美味しい喫煙を望むと、
同じパイプを何本も用意するしか方法が無い。
更に、味わいにコダワる厳密なスモーカーは、
それぞれのタバコの香りがパイプに移り混ざるからと
タバコ葉に合わせた専用パイプを数多く持っている。
しかし、そんな鋭い嗅覚を私は持っていない。
むしろ、それぞれのパイプが持つ雰囲気と
服装とのコーディネートを楽しむ。
ベントしたパイプはカジュアルなジャケットに、
ビリヤード型はドレッシーなジャケットに。
お気に入りのクレーム・ド・カシスが強く香る
タバコを喫煙した後のパイプに、
あえて違うフレーバーのタバコを詰めて喫煙すると、
クレーム・ド・カシスが微かに香る。
それは、去っていた昔の恋人の残り香のようで・・・
それもまた粋、私は好きだ。
2013/06/13
ハリーズ バーで、タンブラーのベリーニを飲む気分
「感覚のシンフォニー」をテーマにしたスペシャル リザーブ。
アイリッシュハープの典型的なスコアが描かれている。
いつも購入するタバコ店イクタカ(リンク)さんは、
ネットで知った大阪府枚方市にある大きなタバコ店である。
先日、ご主人と電話で話す機会があったが、
今どき珍しく節度を重んじる良心的なショップだと感じた。
HPに出ているパイプを購入したいと問い合わせたら
私の趣味や経験、使用目的を推測した上で、
あのパイプは薦められないと丁寧にアドバイスしてくれた。
購入者の立場も考えず売上げ向上を優先するのが
当然とされる拝金主義に毒された社会で、
ご主人の節度を重んじる人柄とプライドが感じられ、
私は嬉しくなってしまった。
ご主人自ら書いているテイスティング・リポートでは、
"Peterson Special Reserve 2013" に付いて、
パッションフルーツとジューシーなピーチの香り付けの
完成度の高さは秀逸な缶にも通じる交響曲を想わせる。
極上の加香系パイプたばこならではと言えるだろう。
と絶賛するだけではなく、
湿度のかなり高いたばこで、小まめなタンパーワークが必要。
軽く詰め、燃焼温度が上がらないように喫煙するのが、
このたばこの吸い方。パイプはミディアムサイズがおすすめ。
と、むしろマイナスと思える事も書いている。
コールハス社のレイティング表。アロマ:パッションフルーツ・ピーチ
確かに、詰め方や火の管理は神経質かも知れない。
でも、そんな事でアイリッシュ・ハープの音色は疎外されない。
いま最も私のお気に入りとなっている。
ベネチアのHarry's Bar"あの有名なタンブラーで出される
カクテル・ベリーニを飲んでいる時の様な、
日本とは異質の国でしか嗅ぐ事が出来ない香りが、
部屋の中に漂って私を酔わせるからだ。
最初は缶が欲しくて購入したのだが、
もう、今の私はベネチアを旅する機会など無くなった。
せめてタバコでベネチアを、と2缶を追加購入した。
しかし、日本には少しか入荷しないリミテッド・エディション。
イクタカさんのHPには残り14缶となっている。
若い頃なら下品に全部を買占めただろうが、
そんな贅沢は出来なくなってしまった。
せめて、あと4缶は注文したいと思っている。
2013/06/06
赤いバラの蕾みに込められた想い。 Robert Mc Cornell "Red Roses"
バラ好きの私が一度は喫煙してみたかったタバコ、
バラの蕾が詰められた"RED ROSES"。
缶のデザインが気に入らないので今日まで我慢していたが、
やっぱり赤いバラの誘惑には逆らえず注文してしまった。
そして、今日それが配達された。
1848年創業のロンドンの老舗 Robert Mc Cornell
その由緒ある名前は缶に残されているが、
今ではドイツの Kohlhase 社で造られている。
アメリカのタバコ・レビューには、
バラの蕾みに埋込まれた漆黒のキャベンディッシュと
ブライト・バージニアの完璧なコンポジション。
バラの素晴らしい芳香にキャラメルの香りが加味されて
スモーカーを愛撫する・・・と書かれている。
アベレージ・レイティングではマイルド。
フレーバリングはストロング。
ルームノートは最高に心地良いが、
毎日の喫煙には不向きとのコメントもある。
コールハス社のオフィシャルサイトには、
デンマークのクラシック・フレーバーと書かれている。
バラの蕾みに包まれた
デンマークのクラシック・フレーバーが
心地良く部屋中に漂うのだろうと期待して、
缶を開けて匂いを嗅いでみたが想像とは違った。
甘酸っぱい果実の香りとキャラメルの匂い。
バラの芳しい香りなど感じ無かった。
バラの蕾を探したが何処にあるのか解らなかった。
私は期待し過ぎたのかも知れない。
がっかりして私はパイプに火を点けた。
悪くは無い、これはまさしく私の好みだ。
缶を嗅いだ時の印象とはまるで違う。
芳醇な果実の甘さに隠された妖艶なバラの香りが
気品に満ちて辺りに漂った・・・
このロバート・マッコネルの”Red roses”は、
私に赤いリリーマルレーンを想い出させる。
リリーマルレーンと名付けられた可愛いバラを
私は植木屋で見付け庭に植えていた。
毎年、リリーマルレーンは真っ赤な花を咲かせ
私を豊かな気分にしてくれた。
しかし、一昨年の冬、私が極寒のケアを怠ったため、
寒さに耐え切れず枯れてしまった。
リリーマルレーンの唄、哀しい唄である。
兵舎の門前のガス灯の下で明日をも知れぬ兵士と
恋人が再会を願う想いを唄っている。
第2次世界大戦の激戦地で毎晩9時57分になると
ドイツ軍放送局から流れたリリーマルレーンの唄。
塹壕の中でドイツ軍、連合国軍を問わず、
兵士達はラジオに耳を傾け、涙したと伝えられる。
今は、戦争を知らない人が多くなっている。
いつの世も、国益を声高に叫ぶ人達により犠牲になるのは、
名も無い純朴な若者達である。
赤いバラ「リリーマルレーン」の作出者コルデスは
どんな想いでこの名を付けたのだろう。
戦場で散った兵士達の赤い血に捧げたかったのだと
私は信じている。
唄はカウント1.45から始まります。
2013/05/29
Scent of a Woman "If you make a mistake, get all tangled up, just tango on."
スズメバチをも虜にしてしまう芳香、”PIPE 66”(リンク)。
クレーム・ド・カシスに漬けて熟成させたタバコ葉が
辺りに甘い芳香を漂わせるからだ。
若い友人H氏とテラスでパイプを共に燻らせていた時、
ぺぺと森の中を散歩をしていた時、
画廊のオーナーと駐車場で立話をしていた時、
もう、3度もスズメバチに襲われた。
いつも私がパイプをくわえているからだ。
お気に入りのタバコ"PIPE 66"は魅惑の香りなのだ。
蜂に襲われたテラスで友人H氏が教えて呉れた
芳しい香り ( Scent )をタイトルにした映画。
"Scent of a Woman"
まだ観ていないが YouTubeで断片を知った。
映画のストーリーよりも盲目の主人公の服装や着こなしに
私は興味を感じ観たいと思った。
服装が主人公の教養や情操、生き方を語っているからだ。
タブカラーのシャツに細くキツく絞めたネクタイ。
最高の仕立ての3ピース・スーツやコート。
レディーをエスコートするスマートなマナー。
そして、ステッキの扱い方・・・
この映画のコスチュームを担当したデザイナーは、
アラン・フラッサー氏だと感じた。
タンゴを踊る素晴らしいシーン・・・
二人の会話を聞き取ると、
「間違いを恐れ無いで、
人生とは違い、タンゴを踊るのに間違いは無い。
もし、間違って脚が絡まっても、踊り続ければイイ」
などと実に意味深い会話だ。
I think I'd be a little afraid.
Of what? Afraid of making a mistake.
No mistakes in the tango,
not like life.
It's simple.
That's what makes the tango so great.
If you make a mistake,
get all tangled up, just tango on.
Why don't you try?
Will you try it?
All right. I'll give it try.
・・・
盲目の主人公がフェラーリーを走らせる興味深いシーン。
2013/05/18
ピーターソン・スペシャル2013リザーブ
スペシャルリザーブ2011/2012/2013年が揃った。
パイプは2010/2011年。
形ちが好きでは無いが2012年のイヤーパイプも揃えようかなあ〜
デザインに魅せられて2缶購入した”W.O.Larsen Edition 2013”
デンマークの老舗ラールセンらしい格調高いデザインだ。
アメリカの雑誌に紹介されていた”Peterson Summertime 2013"
1950年代のコルベットC1が描かれた
南国ムード漂う可愛いデザインである。
今日、ずっと発売を楽しみにしていた
ピーターソン・スペシャル2013年リザーブが届いた。
今年のテーマはタバコ愛好家が期待する「感覚のシンフォニー」。
アイリッシュ・ハープの楽譜がモチーフになっている。
エキゾチックなパッションフルーツとジューシーなピーチの香り、
加えてダークキャンベルディッシュ、マホガニーバージニアに
ハンドカットのバージニアフレークによるブレンドは、
幻想的なシンフォニーの世界へ誘う、と書かれている。
とても楽しみである。
毎年、世界のタバコメーカーは各ブランドの威信を賭けて、
それぞれのマスターブレンダーが自慢の香りを
美しくデザインされた特別のティン(缶)に入れて発売する。
ドイツ・コールハス社が委託製造するピーターソンの
2011/2012年のスペシャル・リザーブを知って以来、
私のお気に入りタバコになっている。
ドイツのコールハス社は私の大好きなパイプ66のメーカー。
ダンヒル、アシュトン、ラットレー、ソラーニ、マッコーネル、
サミュエル・ガーウィズ、そしてピーターソンなど
有名ブランドの大半を委託で製造している。
そして、サマータイム、クリスマス・シーズンにも、
それぞれの雰囲気に合わせたブレンドが限定発売される。
まだ、コールハス社のオフィシャルサイトにも紹介は無いが、
アメリカのパイプマガジンで知った情報。
ピーターソン・サマータイム2013年のデザインは、
1960年初頭のコルベットC1が描かれている。
これらスペシャル・リザーブは世界で5000個の限定品。
クラシックカー愛好家としては手に入れたい。
2013/05/05
ヨーン・ミッケの「マイク・ポーチ」
マイク・ポーチに一服分のタバコ葉を入れて10秒間ほど水に浸し試してみた。
創作パイプは私の趣味では無いので、ヨーン・ミッケ作のパイプでは無い。
黒檀の6角シェイプが素晴らしいと彼が褒めてくれたピーターソン2011イヤーパイプ。
久しぶりに、美しい奥様と共に友人H氏が訪れた。
彼は、白いポルシェ964スピードスターをスマートに乗りこなす
長身のダンディな青年実業家である。
普段はメルセデス・ベンツのゲレンデ・ヴァーゲンに乗っていたが、
「戦争に行く様なクルマに乗るな!」と私が嫌うからか、
今日はスタイリッシュな白いアウディに乗って現れた。
若いご夫妻の姿が新緑に浮び上がり、カタログ写真の様だった。
彼がお土産に持って来て下さったのはお洒落な「マイク・ポーチ」。
パイプに取り付かれた私の気持ちを察したプレゼントだ。
デンマークのハンドメイド・パイプ作家ヨーン・ミッケが、
長旅などで乾燥するタバコのコンディションを整えるために愛用した
鹿革を濡らして使う5グラムのタバコ葉用の小袋である。
今は亡きヨーン・ミッケが創るハンドメイド・パイプは
パイプ愛好家たちの垂涎の的となっている様だが、
デンマーク名"John Micke"から「マイク」の名で親しまれた。
そして、彼の好みだったストレート・ヴァージニアの葉を、
この小袋に入れて持歩いていたと言う。
しかし、日本でパイプ愛好者なんて3万人程度?
もう何十年間もパイプ喫煙者なんて見た事が無いのに、
彼が愛好家だったとは、なんと言う嬉しい驚き!
憧れていたダンヒルのドレッシーなパイプ、黒いドレスや、
オープンエアー・モータリング用の風防付きダンヒルなど、
彼のコレクションを拝見させて頂くのが楽しみだ。
2013/05/03
クレーム・ド・カシスが漂う部屋で・・・
蓋を開けるとクレーム・ド・カシスの甘い香りが漂って、
薔薇の花びらに包まれている様でウットリする。
甘いクレーム・ド・カシスの香りが満ちた部屋で、
若かった日を私は懐かしく想い出す。
1970年の頃、キールやキール・ロワイヤルは、
まだ、一般には知られていないオシャレな食前酒だった。
毎晩の様にドレスアップして出掛けた
青山や六本木のビストロやバー
私は得意になってオーダーしていた・・・
クレーム・ド・カシスと言えばフランス、そしてシャンソン。
1970年の頃、好きだったダリダの”A Qui"を聞こう。
この動画を見ていて、キール・ロワイヤルを飲みたくなった。
河口湖とは思えない黒一色に統一されたシックなシガーバー
オスクロのマスターに作って貰おう。





















