パイプ煙草は、紙巻タバコやシガーに比べて安価である。
1日6ボールとヘビーに喫煙しても約18グラム。
この特に安価な50g入り10袋で約1ヶ月は過ごせる。
しかし、若い人達にパイプ喫煙なんて勧めない。
クラシックにもなり得ない
ただ古いだけで珍しい一昔前のクルマに関わるように
手間隙が掛かるだけの嗜好だから。
喫煙による害をタバコの缶や袋に
日本語で印刷されたタバコは絶対に買わないが、
このタバコだけは例外だ。
1957年以来、世界中で愛されて来た古典的タバコ、
デンマーク・マックバレンのヴァージニアNo.1
3大陸から12種の違ったブライトヴァージニア葉だけを
結合させてブレンドしたと書かれている。
Mac Baren Official Siteのレーティング1〜5では、
Strength: 2 Flavor: 2 Room Note: 2
一見、ごく普通のシンプルでマイルドなタバコ。
飾りっ気の無いパッケージ。
それは、洗練された「粋」をさり気なく醸し出している。
ヴァージニア葉が持つ微かな甘さの中に隠された
深い味わいが、それを私に悟らせる。
Ready Rubbedと呼ばれるタバコ葉のカットは、
このヴァージニアNo.1で始めて知った。
パイプに詰め易く火の管理も楽で無雑作に喫煙出来る。
いつもパイプに詰めてぺぺと森を歩く。
”Ready Rubbed”は、タバコ葉の大きなブロックを圧縮して数週間保存し、
この様なスライス機でカットされたタバコを意味する。
タバコのカット方法はパイプ喫煙の重要ポイント。
香味と喫味の持続、順調な燃焼性が
カット方法により変わり、それぞれの製品の特長となる。
カットとブレンドの組合わせは無限にあるが、
ドイツDTM社のサンプル。
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