今回の参議院選挙。結果は予想出来たとは言え、
これ程までに酷い結果とは思いもし無かった。
スペインの哲学者ホセ・オルテガ・イ・ガセト(リンク)の著書
”La rebelion de las masas”「大衆の反逆」(リンク)。
1929年の本だが、それは現代の日本社会と同じ状況と言える。
オルテガの言う「高貴な生と、下等な生」の対比。
それは、理解し尽くしている概念ではあるが、
もう一度読み返して、自らを慰めたくなった。
若い頃の様に哲学書を読む気力など失っているが、
ミルヴァートンの大きなパイプにタバコ葉を一杯詰めて、
ジョセフ・ロジャースのタンパーでパイプを突いていると、
やり場の無い絶望感をクールダウンさせ、
失っていた気力を甦らせてくれるかも知れない。
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