本に書かれ、スモーカーの常識となっている。
ローテーションにより、より旨い喫煙が出来るからだ。
だからヘビースモーカーの私は本数が必要となる。
パイプの種類は数千とあるが、私好みのモノは数種しかない。
常に好みのパイプを口にして美味しい喫煙を望むと、
同じパイプを何本も用意するしか方法が無い。
更に、味わいにコダワる厳密なスモーカーは、
それぞれのタバコの香りがパイプに移り混ざるからと
タバコ葉に合わせた専用パイプを数多く持っている。
しかし、そんな鋭い嗅覚を私は持っていない。
むしろ、それぞれのパイプが持つ雰囲気と
服装とのコーディネートを楽しむ。
ベントしたパイプはカジュアルなジャケットに、
ビリヤード型はドレッシーなジャケットに。
お気に入りのクレーム・ド・カシスが強く香る
タバコを喫煙した後のパイプに、
あえて違うフレーバーのタバコを詰めて喫煙すると、
クレーム・ド・カシスが微かに香る。
それは、去っていた昔の恋人の残り香のようで・・・
それもまた粋、私は好きだ。
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